【SNS】飯伏幸太がTwitterで漏らした本音?BULLET CLUBのストーリーを考える

【SNS】飯伏幸太がTwitterで漏らした本音?BULLET CLUBのストーリーを考える

新日本プロレスに参戦中の飯伏(飯伏プロレス研究所)が、Twitterで気になる発言をしている。

事の発端は間違いなく、25日に開催された新日本プロレスLA大会のメインイベントだろう。

 

わかる、わかるよ……いちファンとしてその気持。

先の新日本プロレスLA大会のメインイベント、ゴールデン☆ラヴァーズ vs ヤング・バックス。

世界中のプロレスファンが注目する一戦、たしかに素晴らしい試合だった。

心を動かされるシーンがいくつもあった。

でも、飯伏の苦しみもわかる。

 

G☆L vs YBの評価は5つ星

ファンにはおなじみ、米プロレス誌『レスリング・オブザーバー』のデイブ・メルツァーは今回の試合に5つ星を付けている。

さらに、プロレス情報サイト『青空プロレス』によれば、メルツァー氏は「技術や肉体的というより、ストーリーラインに優れていた試合」とも評したようだ。

まさにそのとおりで、今回の試合はケニー・オメガとヤング・バックスの3人のユニット”THE ELITE”同士の闘いにスポットが当たっていた。

今年のイッテンゴから動き出したケニーと飯伏の物語は、BULLET CLUBの内紛と同時進行だ。

ケニーとCodyの抗争が明確になり、飯伏がケニーを救出したのが1月末の札幌。

さらにトントン拍子で事は進み、2月の「HONOR RISING」でゴールデン☆ラヴァーズは復活する。

それと同時に、親友だったはずのケニーとヤング・バックスたちは、世界最強のタッグチームの座をかけて争うことになる。

……と、ここまで考えると、やはり飯伏は蚊帳の外なのだ。

ツイートのとおり、「なぜかBCに巻き込まれている」飯伏を気の毒に思うファンも多かったはず。

飯伏の蚊帳の外ぶりが明らかになったのが、良くも悪くも先日のLA大会だった。

 

ストーリーを楽しむか、闘いを楽しむか

今回のG☆L vs YBのストーリーは、単純に新日本プロレスの試合やバックステージコメントだけでなく、ROHでの興行、さらにはTwitterやYouTubeの『BEING THE ELITE』でも繰り広げられた。

筆者もまったく同じなのだが、アメリカンプロレスに明るくない新日本プロレスのファンにとっては、多方面でストーリーが動くのを見るのは初めての経験だっただろう。

BULLET CLUBの丁寧な?お膳立てもあって、LA大会のメインはG☆L vs YBのという黄金カードの持つ意味以上に期待が膨らんでいた。

果たして実際の試合内容は……

親友のマットに対して必殺技であるV-トリガーを繰り出せないケニー。

一撃必殺の片翼の天使をためらうケニー(これはマットが自らかかりにいくという名シーンではあったが)。

「感動した!」「泣いた!」というファンの賛辞と同じくらい、「ダレた」「いらない演出だった」という批判が目立った。

飯伏がTwitterで指摘しているように、「試合の外でやってほしかった」シーンがあったことは否定できない。

対戦カードは決まっていたのだから、ゴングがなる前までにストーリーにいったん区切りをつけ、試合は試合で全力を尽くしてほしかった。

少なくない日本のプロレスファンは、純粋にG☆LとYBというフィジカルモンスターたちの純粋なプロレスが観たかったはず。

そして日本のプロレスで育ってきた飯伏だからこそ、ストーリーラインに優れた試合よりも、どっちが強いのか競う試合がしたかったはず。

飯伏はストーリーに参加しているのではなく、巻き込まれているという状況が浮き彫りになっていた。

Twitterで愚痴るのも無理がないだろう。

 

飯伏は窮屈な現状を壊せるか?

BCの内紛劇は、内部の選手たちが主導しているのか、あるいはどこかにストーリーラインを考えている人物がいるのかはわからない。

飯伏はたしかに、ストーリーラインに組み込まれてしまっていることに窮屈さを感じただろう。

もしこれがケニーの言う「俺たちはプロレスで世界を変えられる」という思いと違うのであれば、G☆Lの先行きはまだまだ不安が残ると言うしかない。

「HONOR RISING」で解説を担当した岡本記者が言っていたように、われわれが見たいのはゴールデン☆ラヴァーズではなく、幸せそうなケニーと飯伏の姿だ。

飯伏には窮屈さを感じている今の状況を打開して、のびのびとプロレスをしてほしいし、ケニーにもBULLET CLUBのいざこざを早いところ収めてもらって、G☆Lでの闘いや後に控えるG1 CLIMAXに飯伏ともども専念してほしい。

次にG☆Lが登場するのは4.1両国大会、しかも相手はCody&ハングマン組だ。

タッグマッチとは言え、とうとうケニーとCodyが向き合う試合。

進んでいるようで進んでいない、BCの内紛劇に新たな展開を期待したい。

 

アイキャッチ画像の出典:新日本プロレス