【新日本プロレス】やっぱりケニーのシングルは最高だな!「レスリングどんたく2018」1日目

【新日本プロレス】やっぱりケニーのシングルは最高だな!「レスリングどんたく2018」1日目
【大会名】レスリングどんたく2018
【日時】2018年5月3日(木)開始17:00
【会場】福岡・福岡国際センター
【観衆】4,066人

ゴールデンウイーク恒例の新日本プロレス「レスリングどんたく2018」。

本日はその1日目の試合のなかでも、タイトルマッチとなったNEVER無差別級6人タッグマッチ、スペシャルシングルマッチのセミ・メインの模様をお伝えします。

ファンのなかでも賛否が分かれるBULLET CLUB(BC)の内部抗争、今回の結果次第では何か進展があるように思われましたが……

その他の試合速報はこちら(非会員でも閲覧可)→新日本プロレス公式サイト

【第5試合】NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

●タンガ・ロア&タマ・トンガ&バッドラック・ファレ vs ◯マーティ・スカル&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン

12分05秒 モア・バング・フォー・ユア・バック→片エビ固め ※マット&ニック&スカルが新6人タッグ王者となる。

王者組はこれまで3度防衛に成功しているので、BUSHI&EVIL&SANADA組と最多防衛回数タイ。

対するは同じBCのマーティ&ヤングバックス組だが、両者の間にケニーとCodyのようなわだかまりはない。

互いをリスペクトし合っている証として?シェイクハンドから試合が始まる。

体格的にはどう見てもトンガン組が有利に見えるが、ヘビーに転向したヤングバックスはもちろん、マーティも海外マットでは無差別級で闘ってきたわけで何の問題もない。

マーティとファレのコミカルなプロレスも織り交ぜつつ、マーティの指折りから徐々に挑戦者組がペースを作っていく。

GODの連携でマットが窮地に陥るが、上手く分断したヤングバックスがロアを捕らえ最後は必殺のモア・バング・フォー・ユア・バックで完璧な勝利。

試合後の遺恨などもなく、ベルトは世界最高のタッグと英国三銃士のチームに引き継がれる。

第6試合後、鈴木軍に勝利したLIJが制圧したリング上にヤングバックス登場。

IWGPヘビー級タッグのベルトを持つEVIL&SANADA組に挑戦表明するやいなや、スーパーキックをお見舞いする!

BCの内部抗争が佳境に入るなかで、NEVER6人タッグのベルト戴冠&IWGPヘビー挑戦とタッグのベルト戦線にちゃっかり絡んでいくヤングバックス。

おそらく次のIWGPヘビー級タッグ選手権試合は、6月の大阪城ホール大会になるだろう。

ということは、ゴールデン☆ラヴァーズの2人はそれぞれシングル戦線へ……という深読みもできる。

 

【第8試合】飯伏幸太 vs Cody

●飯伏幸太 vs ◯Cody

23分36秒 DIN’S FIRE→片エビ固め

イッテンヨン東京ドーム以来、5ヶ月ぶりの再戦。

CodyはBCのニューリーダーの座を狙ってヒールとして覚醒、一方の飯伏はBCの内部抗争に巻き込まれたかたちでフラストレーションが溜まっている。

5ヶ月で状況が変わった2人がふたたびシングルで向かい合ったらどうなるか……注目の一戦だ。

とくに飯伏にとってはBCの内部抗争とは関係なく、再戦を希望していた相手でもある。

果たして試合はCodyが終始ペースを握っていたように思う。

飯伏は「点」で強烈な打撃や飛び技を見舞うが、なかなか「線」につながっていかない。

Codyは事あるごとに場外へエスケープしたり、すかしたり、三味線を弾いたりして飯伏を翻弄する。

しかも飯伏に勝るとも劣らない身体能力とおばけスタミナの持ち主だから、決めるところはしっかり決めてくるからタチが悪い。

飯伏は不完全燃焼のまま、最後はCodyの必殺クロスローズに新技「DINE’S FIRE」でマットに沈められ、リベンジを許してしまった。

Codyは今年に入って試合の組み立て方や魅せ方はもちろん、ヒールとしての色気も出てきてますます目が離せない選手になっている。

Codyは今後のROH興行で獣神サンダー・ライガー(5.11)、髙橋ヒロム(5.12)とのシングルが組まれている。

すわLIJとBC(とくにROH組)の抗争勃発かと思わせるカードだったが、内部抗争が続いている以上それはないか……

【内藤 vs Cody】の制御不能のカリスマと悪のカリスマの対決なんて、なかなか魅力的なカードだと思うんだけど。

 

【第9試合】ケニー・オメガ vs ハングマン・ペイジ

●ケニー・オメガ vs ◯ハングマン・ペイジ

18分23秒 片翼の天使→体固め

今年から2連戦になったレスリングどんたく初日のトリを飾るのは、ケニーとペイジのスペシャルシングルマッチ。

タイトルマッチではないということはもちろん、外国人選手同士の試合がメインというのは快挙ではないだろうか?

「今日のカードは見所がない」

「ジュニアのタイトルマッチをメインにしたらよかった」

などなど一部からは批判の声も上がっていたが、果たして試合は久しぶりの”クリーナー”ケニーのエグさが見るものを魅了した。

序盤こそCodyの介入もあったものの(Codyタフすぎ)、ケニーの場外ケブラーダが炸裂!

2016年、2017年と新日本プロレスのリングで猛威を奮った”クリーナー”は健在だ。

一方のハングマンも、美しい場外ムーンサルトから机を下敷きにしたライトオブパッセージでケニーを大流血に追い込む。

3月のUSヘビー級選手権試合、4月の飯伏とのシングルマッチで負けはしたものの、急成長を遂げているペイジはパワーの一辺倒ではない。

その実力は解説の真壁がペイジをベタ褒めしているところからも見て取れる。

しかし、”ベストバウトマシン”の牙城はそう簡単には崩れない!

「GL再結成でケニーの格が下がった」などという声も聞こえてくるが、いつでもベルト戦線に戻ってこれる実力があるではないか。

必殺のジ・アダムズ・アップルを狙ったペイジにカウンターのVトリガーがズバリ決まってからは、完全にケニーのペースになった。

ルーシュドライバーでペイジの動きを止めてから、最後は片翼の天使でフィニッシュ。

終わってみれば”クリーナー”かつ”ベストバウトマシン”のケニー健在を見せつけられた試合だったように思う。

 

今日の総括

多くのファンが期待していた?BCの内部抗争の進展はとくになく、ケニーの日本語マイクでハッピーに締められたレスリングどんたく1日目。

この時点でBCについてわかっていることは……

  1. ボーンソルジャーのお披露目はまだ先になりそう
  2. EVIL&SANADA vs YBのIWGPヘビータッグ選手権試合は大阪になりそう
  3. 2を受けて、大阪での飯伏とケニーはシングルになりそう

大阪ではケニー vs Codyと飯伏 vs ペイジということも考えられなくはないが、できれば飯伏とケニーにはベルト戦線に絡んでほしいところ。

先の熊本大会では、インターコンチのベルトを鈴木から奪取した内藤から飯伏の挑戦を示唆する言葉も出ている。

飯伏がインターコンチに挑戦するとなれば、ケニーには是非ともIWGPヘビーへ挑戦してほしいものだ。

 

アイキャッチ画像の出典:新日本プロレス公式サイト