【新日本プロレス】空席が目立ったレスリングどんたく前哨戦 in 後楽園ホール・そして今後の課題とは?

【新日本プロレス】空席が目立ったレスリングどんたく前哨戦 in 後楽園ホール・そして今後の課題とは?
【大会名】Road to レスリングどんたく 2018
【日時】2018年4月13日(金) 開始18:30
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】1,244人

本日東京・後楽園ホールで開催された、新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2018」の模様をお届けします。

メインイベントは本隊とCHAOSのイリミネーションマッチ。

今日は昨今の新日本プロレスとしては珍しく、北側・東側の空席が目立つ客入りでした。

札止めラインの1,600人には350人ほど及ばない数字。

平日の夜とは言え、先月のニュージャパン・カップでは後楽園ホール札止めを連発していただけに、気にはなりましたね。

内藤や鈴木が出ないから?それとも今日に限って観たいカードがなかったから?

新日本プロレスの人気が絶頂となるには、もう少し課題がありそうです。

では、試合結果を見ていきましょう。

【第1試合】八木哲弘 vs 上村優也

◯八木哲弘 vs ●上村優也

9分18秒 逆エビ固め

八木選手、デビュー初勝利おめでとう!

筆者にとって八木は昨年のライオンズゲートでデビュー戦を見届けたこともあり、思い入れの強い選手。

26歳の誕生日を前にデビュー初勝利を飾ったことは感慨深い。

今度は先輩相手に勝利をもぎ取ってほしいところ。

 

【第2試合】中西学 vs 岡倫之

◯中西学 vs ●岡倫之

8分09秒 アルゼンチンバックブリーカー

このシングルは以前にもあったかな?

北村が欠場中の今こそ、岡は先を越されたぶんを取り戻すチャンス!

結果は中西の貫禄勝ちだったが、まだまだ岡はやれるはず。

 

【第3試合】成田蓮&田口隆祐&真壁刀義 vs 海野翔太&タイガーマスク&永田裕志

●成田蓮&田口隆祐&真壁刀義 vs 海野翔太&◯タイガーマスク&永田裕志

8分52秒 タイガードライバー

本隊同士の6人タッグマッチ。

注目はベテランのなかに放り込まれたヤングライオンの2人。

八木とともに成田、海野の3人はそれぞれ色が出てきたように思う。

試合後、海野は永田とのシングルを意識するようなアクションを見せるが、永田はとくにリアクションせず退場。

 

【第4試合】ROPPONGI 3K vs TAKAみちのく&タイチ&飯塚高史

SHO&YOH&ロッキー・ロメロ vs TAKAみちのく&タイチ&飯塚高史

11分05秒 タイチ式ラストライド→エビ固め

YOHが黒髪に戻して心機一転?登場する。

一方で鈴木軍、飯塚のキレキレの噛みつき攻撃が3Kを翻弄する。

結果はヘビーとなったタイチが圧倒的なパワーでSHOをラストライド葬。

3Kはまだまだ試練が続くが、ぜひここで奮起してほしい。

 

【第5試合】トーア・ヘナーレ&天山広吉 vs 矢野通&石井智宏

●トーア・ヘナーレ&天山広吉 vs 矢野通&◯石井智宏

11分01秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

先日のアメリカ・ニューオーリンズのRPW興行で、ザック・セイバーJr.からRPWブリティッシュヘビー級のタイトルを奪取した石井がベルトを持って登場。

その石井を強く意識するトーア・ヘナーレと対峙する。

ヘナーレはまだまだパワーまかせなところがあるが、石井との試合を経験して巧さも身に着けてほしいところ。

 

試合後、ボーンソルジャー復活が映像にてアナウンスされる!

が、会場あまりザワつかず、実況もとくに触れず。

2017年から新日本プロレスのファンになった人には、あんまり馴染みがない選手だもんな……

ごく短い期間、BULLET CLUBに参戦していた謎のマスクマンである。

しかし、マスクの中身が前と同じ選手とは限らない。

Twitter上ではさっそく中身について「北村克哉」「飯伏幸太」「関本大介」など大喜利が始まっている。

 

【第6試合】ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン vs 鈴木軍 8人タッグマッチ

髙橋ヒロム&◯BUSHI&SANADA&”キング・オブ・ダークネス”EVIL vs エル・デスペラード&●金丸義信&デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー

13分50秒 スモールパッケージホールド

内藤、鈴木それぞれのユニットのボスを除く8人タッグマッチ。

IWGPヘビータッグ王座とジュニアタッグ王座の前哨戦でもある。

鈴木軍の4人、よく見るとパワーもテクニックも兼ね備えた鉄壁のタッグではないか?

中盤にはSANADAが自慢のトサカを割られるほど集中攻撃を受けるが、LIJ側が連携でなんとか持ち直す。

EVILのBanshee MuzzleとSANADAのスカルエンドの共演かと思いきや、アーチャーがスカルエンドを切り替えしてキラーボムへつなぎ、LIJが一気にピンチ。

終盤は体力を温存していたBUSHIと金丸の攻防が続くが、金丸のディープインパクトがBUSHIに炸裂!

しかし、2カウントで耐えたBUSHIが逆に金丸を首固めで捕らえて3カウント。

 

【第7試合】本隊 vs CHAOS スペシャルイリミネーションマッチ

◯本隊 vs ●CHAOS

フィンレー1人残りで、本隊チームが勝利

IWGPヘビー、IWGPジュニア、USヘビー、NEVER無差別級(と如意棒)がかかった前哨戦。

オスプレイとKUSHIDAの感情をむき出しにしたファイトが、イリミネーションのルールを忘れさせるほどヒートアップ!

オカダと棚橋はコブラクラッチとテキサスクローバーホールド、お互いのサブミッションで攻める!

最後にリングに残ったのはフィンレーとジェイ。

フィンレーがジェイをオーバー・ザ・トップロープ葬で1人残りとなり、本隊チームの勝利。

試合後のバックステージコメントでは、KUSHIDAが来たるスペシャルタッグマッチでオカダ狙いを宣言!

棚橋はオカダの防衛ロードを「くそくらえ!」と一蹴!

この2人、先ほどアップされたポッドキャストで「新日本プロレスの”プロレス”とは」について激語りしたばかり。

本隊のヘビー、ジュニアそれぞれの挑戦者から目が離せない。

 

今日の総括

最後はフィンレーが初の締め。

空席が目立った興行でしたが、試合内容じたいはどれも申し分なかったように思います。

これが同じ日程で内藤哲也、鈴木みのる、あるいはゴールデン☆ラヴァーズが参戦していたら、今日のような目立った空席はなかったでしょう。

「好きな選手が出ていないから観に行かない」というのはファンの自由。

新日本プロレスのこれからの課題は、個々の選手でお客様を呼ぶだけでなく、どんな選手が出ても、出ていなくても「新日本の試合なら観に行く」というファンを増やすことじゃないでしょうか。

 

アイキャッチ画像の出典:新日本プロレス公式サイト