【新日本プロレス】内藤vs鈴木の機運高まる!空気を制圧するのはカリスマか?王様か?【2018年4月1日東京・両国国技館大会】

【新日本プロレス】内藤vs鈴木の機運高まる!空気を制圧するのはカリスマか?王様か?【2018年4月1日東京・両国国技館大会】
【大会名】新日本プロレス SAKURA GENESIS
【日時】2018年4月1日(日) 開始16:00
【会場】東京・両国国技館
【観衆】9,882人

新日本プロレス春恒例の両国国技館大会の前半戦をレビュー。

第3試合、NEVER無差別級6人タッグマッチよりも注目を集めたのは……?

【第1試合】試合巧者同士のタッグマッチ!

◯チェーズ・オーエンズ&高橋裕二郎 vs ニック・ジャクソン&●マット・ジャクソン

9分23秒 シャープシューター

第1試合からBULLET CLUB同門対決、しかもヤング・バックス登場で会場を温める。

解説がKUSHIDAというのも豪華。

世界屈指のタッグチーム・YBと、裕次郎オーエンズ組という試合巧者同士の試合。

同門対決だが裕次郎オーエンズ組にとってはビッグチャンス。

しかし、試合は終始YBが連携で上回っていたように思う。

先日のLA大会のG☆L vs YBでは、試合中にエモーショナルなシーンも多かったが、今回は特になし。

試合後のコメントを見るに、両者にとって望まれたカードではなかった模様。

 

【第2試合】矢野vsタイチのシングルが観たい!

◯矢野通&石井智宏 vs タイチ&●飯塚高史

7分42秒 横入り式エビ固め

ダーティー戦法を得意とする鈴木軍と矢野、そこに真っ向勝負が信条の石井がどのように立ち回るか。

巧さでいえばやはり矢野が頭一つ抜けていた。

矢野とタイチのシングル、ぜひG1で観たい。

去年のケニーvs矢野のような名(迷)勝負が生まれるはず!

 

【第3試合】タグチジャパンは再ブームを作り出せるか?

●田口隆祐&マイケル・エルガン&真壁刀義 vs ●タンガ・ロア&◯タマ・トンガ&バッドラック・ファレ

11分20秒 ガン・スタン→片エビ固め

結果はチームワークもフィジカルも上回った王者組が余裕の勝利。

タマに至ってはTシャツを脱がずに勝ってしまった。

2017年前半はLIJ人気に対抗しうるユニットと目されていたタグチジャパンだが、今となってはブームも下火か。

ハリウッド珠理奈との絡みで盛り上げていた田口のツイートがもはや懐かしい……

NEVER無差別級6人タッグで3回防衛は、何気にLIJと並んで最長記録タイ。

 

【第4試合】本体の逆襲がはじまる!

デビッド・フィンレー&ジュース・ロビンソン&◯棚橋弘至 vs ●YOSHI-HASHI&ジェイ・ホワイト&後藤洋央紀

9分18秒 ハイフライフロー→片エビ固め

KUSHIDAがジェイ・ホワイトを称賛。

先日のUS王座戦で30分超えの試合を闘い、あらためて底なしのスタミナを見せたジェイ。

今日の6人のなかでは今もっとも注目を集める選手か。

US王座挑戦を表明しているフィンレーも、ぜひ存在感を示してほしいところ。

一方で、NJC準決勝で棚橋と死闘を演じたジュースも、とうとう後藤にNEVER無差別級への挑戦を認めさせる!

 

【第5試合】内藤と鈴木のマイク合戦!どんたくのIC戦決定か?

SANADA&”キング・オブ・ダークネス”EVIL&内藤哲也 vs デイビーボーイ・スミスJr.&ランス・アーチャー&鈴木みのる

11分27秒 キラーボム→エビ固め

内藤の入場曲が流れた瞬間、会場のボルテージはマックスに。

万雷の「ナイトー」コールのなか、鉄拳コラボのマスクで登場した内藤が会場を制圧する。

続いて入場してきた鈴木軍、ボスの鈴木がコールを聞くやいなやすぐに内藤に襲いかかる。

リング内外で鈴木のサブミッションに苦しめられる内藤が痛々しい。

一方で、KESはEVI&SANADA組とIWGPヘビー級タッグマッチ挑戦をかけた闘い。

驚異的な回復力で復帰2戦めを飾りたかったEVILだが、最後はKESがキラーボム葬。

もちろん、ビッグマッチのスペシャルタッグマッチで終わる試合ではない。

試合後は内藤がマイクを握り、鈴木を挑発。

花道を下がっていた鈴木は内藤に誘われるかたちでリングイン。

内藤と鈴木、どちらも言葉のプロレスが巧みな者同士、マイクが面白くないわけがない。

いよいよ5月のどんたくでLIJと鈴木軍の前面抗争が勃発か。

 

前半の総括

まず気になったのは今年のSAKURA GENESISの観客数。

昨年はオカダvs柴田という待ちに待った黄金カードが実現したからか、10,231人の超満員だった。

今年は東京ドームで35,000人を動員した後の春の両国で10,000人に到達せず。

もちろん、9,882人という数字も日本のプロレス業界のなかでは圧倒的なのだが。

さまざま要因はあれど、今年の開催は去年よりも1週間早かった。

そのため、オカダvsザックの機運が高まるまでに時間がなかったと個人的には予想する。

前半戦はトントン拍子で進んでいったが、やはり内藤vs鈴木がハイライト。

もしかすると、全体をとおして、会場の盛り上がりが最高潮になったのは内藤がマイクを握った瞬間ではなかったか。

「あっせんなよ!」の大合唱は大会の締めかと思ったくらい。

 

アイキャッチ画像の出典:新日本プロレス